「TANSIT」自分が一番愛読している旅雑誌
TRANSITの読者の方は共感して頂けると思いますが、まさに旅の魅力を1冊に凝縮したような1つの旅の作品です。単なる雑誌というよりは、それぞれ1冊1冊が本当に”作品”に近いと思っています。
最たる魅力は、抜群の写真クオリティとセンス
旅の情景が詰まった美しい写真が満載でそれだけで、ページをめくっている間に旅に出たくなります。表紙がいつもおしゃれでかっこいいのでジャケ買いしてもいいレベル。
(出典:http://transit.ne.jp/contents/magazine/transit34.php)
もちろん、表面の美しさやおしゃれさだけではなく、中身も非常に濃いです。
各特集での旅先に関連するその国・土地の歴史や文化、政治から国民の風習まで現地の情報がたっぷりと詰められています。いわゆるネットからかき集めた情報ではなく、旅を知り尽くした方々が現地の取材や旅の経験を元に製作をされているので非常に勉強になることばかりです。だからと言って、難しい参考書のように永遠と文字が並んでいる訳ではなありません。図や写真、イラストを用いて非常に分かりやすく描かれています。
ジャーナリストの方のコラムなども本当にワクワクする内容で隅々まで読んでしまいます。
ガイドブックのようにポップで広告的ではないけれど、それだけ中身が詰まっています。1冊約1,800円と一見いいお値段な気がしますがこの内容を考えれば全然そんなことありません。
これまでの従来型の周遊ツアーのように、観光地の表面をナゾルような旅行には、ガイドブックの方が効率が良くていいと思います。ただこのTRANSITには、単なるガイドブックには載っていない旅本来の魅力・おもしろさが詰まっています。
まだ読んだことがない方は、より深く旅を楽しむころができるこの作品をぜひ一度読んでみて下さい。
第34号オーロラの煌めく街へ
明日、12月16日より第34号「オーロラの煌めく街へ」が発刊されます。
オーロラは自分もゆかりが深いので、興味津津。
また尊敬する石川直樹さんの極北の旅も特集されているのでそれも楽しみ。